月別アーカイブ: 2013年12月

絵の練習にはモチベーション維持が大切!

何かを始める時、人はやるための理由を欲しがります。

理由や意味がないモノ・そう思うモノに時間や労力なんて費やしたくないですよね。だからこそ、人は物事・これからやる事・興味を持ったモノに意義を見出そうとします。

絵の練習に関してもそうです。絵の練習を長く続けて行こうと考えた場合、続けていくための理由が必要です。

よく「絵の練習にはモチベーション維持が大切!」と言われます。モチベーションとは動機づけと言う意味ですが、単純に「絵が上手くなりたいから絵の練習は必要」と言う理由だけでは、絵の練習の様に終わりが見えない目標に対するモチベーションの維持は難しい場合があります。

元々本を読む事が好きなら「読書」を続けようと思えば苦にならずに続ける事は可能だと思います。絵に関しても絵を描く事が好きなら「絵を描く」事を続けるのは難しい事ではありません。しかし、絵の練習の場合は描きたい絵ばかり描いていても効率的な絵の練習には繋がりにくいため、絵の練習のために描く絵ではモチベーションの維持が難しい事があります。

描く絵のテーマに関係なく、描き続けるモチベーションを維持するにはどうすればいいか?代表的な例を挙げると、例えば、今まで続けてきた結果の成果が解れば「これからももっと頑張って続けよう」と言う気になれます。何かしらの行動を起こした際に何かしらの見返りがあると言う事は強いモチベーション(動機づけ)になります。この場合は「絵の練習をしてきた事により絵が上手くなってきた」と言う見返りがあった訳です。

もちろん絵の練習を続けるためにモチベーションを維持する事は大切ですが、絵の練習を一番続けやすくするのは、絵の練習を習慣にする事です。絵の練習をする事が慣習化するまでモチベーションを維持できればいいのです。

絵の練習のモチベーションを維持する一番簡単な方法ですが、今まで描いた絵を日付ごとにファイリングし、時々今描いている絵に似たモチーフの絵を眺めてみましょう。「今描いている絵の方が上手い」と思えたら、絵の練習の成果が出ている事が解り、モチベーション維持の材料になると思います。単純に今まで練習で描いた絵の数に満足するも良し。

最終的な目標として、とにかく絵の練習を慣習化し絵の練習が面倒だと思わなくな事が大事です。