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フィギュアの原型師は絵が上手い?

絵を上手く描くには対象物の造形を把握している事が重要だと言います。物の形を把握していなければ、デッサンの狂いがない、しっかりした絵を描く事が出来ないからです。

…では、フィギュアの原型師は絵が上手いのか

人気イラストレーターの原画のフィギュアを作っている原型師の方の場合は、その原型師の方が本来どんな絵を描いているのかは解りにくかったりします。フィギュアの原型師に限らず、造形をいじる人には少なからず絵心があったりします。

フィギュアや人形を作る場合、それが完全なオリジナルだったりした場合は、設計図となる元絵を自分自身で描かなければいけない場面に直面したりしますし。

必ずしも フィギュア原型師=絵が上手い と言う訳ではない

対象物の造形を把握しているフィギュアの原型師は絵が描ける。この点においては、大抵の方が当てはまると思います。でも、あくまでデッサンやスケッチの絵が得意なのであり、オリジナルの漫画やアニメの様な自身のオリジナリティが絡む絵や非現実的な造形に関しては描けないと言う方もいます。

そもそも実際に絵を描いていないと、絵を描く資質は備わっていても絵を描く経験が積まれないので、熟練度の様なモノは養われないと考えられます。

でも、絵を描く熟練度もですが、絵が上手くなるには造形を把握するための技術を養うのは有意義で重要なのでは…と思います。

フィギュアや彫刻は敷居が高くて無理でも、試しにならメタセコイヤなどのフリーソフトで3Dをやってみると言うのもアリかもしれません。