カテゴリー別アーカイブ: 絵の練習

絵が上手くなるための方法・手段は色々ありますよね。

描きたい絵別の練習方法

漫画が描きたい場合とデッサンで静物画を描きたい場合、描いて出来上がった絵は全く違うものになります。それは、絵を描く手法が違うのもありますが、その絵の性質そのものが全く違うからでもあります。

漫画を描く事と絵を描く事は微妙に違う?

例えば、漫画が描きたい場合は、写実的なデッサン画よりもコマわりやデフォルメ絵での表現力を問われる事が多くなります。漫画を描く場合は、コマ割りした枠の中で物語に添った絵を描くコツを身につける事が重要になります。ただ、キャラの絵を描くための簡単なデッサンの取り方は求められる筈です。
厳密なデッサンを問われる事はあんまりない事も多いので、好きな作家や自分の作風に近い漫画のキャラの描かれ方を参考にするのもアリです。

イラストを描きたい場合はテーマを決める事

絵の上手い下手だけを問うなら、現実に存在するものを正確に描きたいならデッサン力を身につけるのが一番いいですし、パロディ絵が描きたいなら模写でもいいでしょう。
ただ一番決めておかなければいけないことは、イラストのテーマです。イラストのテーマに沿った絵を描こうと思ったら、その絵の完成度を高めるためにも、その絵に描かれるモチーフを正しく理解しなければいけません。人間の記憶と言うものは結構曖昧です。「何となく」「想像で」描くのはよくありません。どんなに面倒でも描きたい絵のモチーフの造形はしっかり調べておくべきです。

まとめ

  • 漫画を描く時は、まずは「絵の描き方」よりも「漫画の描き方」を理解する事。
  • イラストが描きたい時は、描きたいモチーフの造形をしっかり把握しておく事。

それらを頭に置きつつ、数をこなしていく事が上達の近道です。