デッサンに必要な道具と言うと、画材店にしか置いていないような特殊な道具を思い浮かべがちですが、どの文房具屋でも購入できる紙や鉛筆があれば十分事足ります。
と言っても、どうせ始めるなら、形からでもデッサンに必要な道具ぐらいはちゃんと揃えたいものですよね。
デッサンに必要な道具は基本的に以下になります。
- 鉛筆…硬さ：HB/2B/Fがそれぞれあると便利
- 消しゴム…2Bなどの柔らかい鉛筆や水彩画用紙などを使う場合は練り消しの方が消しやすかったり紙の表面を傷めにくかったりするのでいいです。プラスチック消しゴムと練り消し両方あると便利です。
- 紙…ケント紙や水彩画用紙など色々ありますがデッサンのみならスケッチブックで十分です
- 画板…一枚物の水彩画用紙やスケッチブックから紙を切り離して使う場合など下敷きとして必要
- その他：鉛筆を削るためのカッター。また、鉛筆でのモチーフの長さの測り方やモチーフの形を把握するのが苦手な方は、定規やグリッドなどの補助ツール
デッサンの道具って本当に色々あるんですが、鉛筆と消しゴム(練り消し)と画板以外ってそんなに使わないなあって感じですね。基本的にデッサンってモチーフの形を把握してそれを紙に写し出すのが目的ですから、元々多くの道具を必要とはしないものではあるんですが。
あと、私の場合は以前までデッサンには鉛筆削りを使っていたんですが、鉛筆削りを使っていると芯の減りも早いですし削り上がった形が細い部分が短く頻繁に削らなければいけなくなるため、デッサンにも向かないのでよくないです。鉛筆を削る時の道具はカッターナイフ！これが鉄則です。
当時の私は「デッサンの道具なんて使えるなら別に何でもいいや」って感じでかなり無頓着でした。
形だけとは言えデッサンするなら道具や道具の使い方にもこだわっていきたいものです。あまりに無頓着すぎたせいで失敗を犯してしてしまっていては元も子もないですしね。