新絵心教室のレッスンには入門コースと応用コースその他があり、開始時点ではいずれもひとつめのレッスンしか受講できません。「ま、ここは入門コースからだよね、初心者だし！」…と言う事で、迷うまでもなくレッスン１：さくらんぼを選択。

コンセプトは「艶やかなさくらんぼを描きましょう！」と言う感じで、所謂写生みたいな感じなのですが、形を捉えるっていきなり初心者には難しいだろう。…いや、でも初心者のモチーフって球体とかリンゴとかだし、当たらずも遠からずなのかな…と思ってたら、グリッドを使って描くようにと言うビンス先生からのレクチャーが…

そう言えば美術の時間にこういうマス目の描かれた透明のカードを使ったなあ…私はグリッドの使い方をよく解っていなかったのですが、このマス目をモチーフに重ねて形を捉えて描くと言う使い方をするんですね。えーなんかずっこいって思いそうですが、この技法って15世紀の画家も利用していたような、とってもポピュラーな方法なのです。だから何も後ろめたく感じる事もないのです！だってプロも使ってるんだもん！

多分グリッド使って描きまくっていれば、いつかはグリッドなくても普通に形を捉えられる力が養われているんじゃないのかなと思います…いやでもやっぱりグリッドに頼ってると形を捉える能力は養われようがないかも…この段階ではそこまで深く考える必要もないかもしれませんが。