パースを使った絵の描き方 一点透視図法

漫画で背景を描く時パースって言葉をよく使いますよね。

パースと言うのは、いわゆる遠近法の事です。漫画やイラストでも、対象物を小さく描いて絵の中の位置として遠くにある様に見せたりしますよね。パースを知らなくても、絵心のある方は、対象物を小さく描いたり位置をずらして配置して絵に奥行きを持たせるといったテクニックは自然と使っていると思います。

パースは、その自然と使っている絵に奥行きや立体感をもたせる描き方を更に説得力のあるものにする技術でもあります。

…遠近法と言うと一点透視・二点透視・三点透視などがありますが、初心者向けなのは一点透視図法です。一番簡単と言われているのは、消失点がひとつだけだからと言う事もあります。

一点透視ちなみに一点透視って言うと簡単に描くと←こんな感じなんですが、つまり消失点をこんなボックスの中で決めると、消失点に向かって線を引くだけで奥行きの広さや範囲を把握してササっと描けてしまうってモノなんですね。(青い線がグリッドです)

…こういう感じで説明されれば「一点透視のルール」みたいなモノは解るんですが、これを自分の絵の中で実際に応用して使ってみろと言われるとなかなか難しいものです。でも、このまま応用するとしたら、何処かの家やビルの一室を描く時なんかに重宝しそうですね。

こういった簡単な遠近法はマンガの描き方にも出てきます。つまり、お手軽ではあるけど、自然な背景を描くための実用的な技法な訳です。

パースが解らないという方はまずこの一点透視を理解する事が、パースで絵を描くのに一番重要な鍵なのではないかと思います。 正直二点透視・三点透視ってどうすればいいんだか私にも解りません…。何せ私もまだまだ練習中の身なので。※このサイトは自分のメモ帳代わりでもあります!チラシの裏過ぎてスミマセン!

参考文献:パース!―マンガでわかる遠近法

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