パースでまだまだ躓いている今日この頃です。絵ってあんまり頭を悩ませながら描くようなモノでもない気はしていたんですが、それでは一向に進歩しないと言うのが最近解って来たので、諦めて頭を使う事にしました。
所で、パースを描く時最初に必要なのが、水平線と消失点ですよね。コレを描かないと始まらないです。そして、水平線や消失点の次にアイレベルの話が出てきます。
…アイレベルって名前通りで言うと目線の事ですよね。
初心者向けの本では、水平線と目線の高さは一致すると言った説明をされます。
…では、パースの水平線=アイレベルなのでしょうか?
厳密に言うと違うと言うのが一般的な見解です。
カメラを例に挙げると、水平線の位置は、カメラを構えている人の視線の高さにある…と考えられます。つまり、カメラに移っている人のアイレベルの位置に水平線があると言う訳ではないんですね。
カメラに写っている人物のアイレベルとは、例えばキャラの目線の高さを、複数のキャラを描く際に物差しとして使うなどの利用方法があります。
私も初心者向けのパースの本を何冊か読んでみたんですが、確かに紛らわしい説明が目に付きました。確かにキャラのアイレベルと水平線を一緒にして描いても、あんまり問題ないかもしれません。カメラを構えている人のアイレベルがキャラと同じ高さなら。
…でも、そんな画面ばかりだとやっぱりおかしいですよね。あおりとかふかんとかどうなるんだろうって思います。私も最初にそう思いました。
この辺の違いをもう少しわかりやすくきっちり書いている本はないかなあとまだジプシーしています…。