消失点が原稿用紙からはみ出す場合のパースの補助線の描き方

最近ずっとパースの話ばっかり書いてますね…。実は今漫画を描いていまして、やっぱり漫画を描くには背景の描写が必要不可欠で、その背景を上手く描くにはどうするのが良いかと色々頭を悩ませています。

そこでパースの理解が必要になってくるんですね。なので苦手だ・わからないと思っても、何とか理解を進めていかないといけない訳です。…でも、パースの描き方がわかっても、具体的にどうやって使えばいいんだろうって疑問もありますね。

例えば部屋の中を描く場合、パースの線に沿って家具の高さ・厚みを決めて描き込んで行く…と説明されていたりしますが、その家具をどう描けばいいのか…。市販で多く出ている資料集はこういう時に使うのかな…とふと思ったりします。

所で、PCで漫画を描く場合は、パース線を自動的に敷き詰めて、その線に従えば補助線を引きたいパースの位置などを把握できるソフトなどもありますが、アナログの場合は消失点が原稿用紙からはみ出す場合のパースの補助線の描き方って具体的にどうすれば良いでしょう?

原始的な方法だと、原稿用紙の下に大きな紙を敷いてそこから消失点を描くなどの方法が考えられます。昔は、消失点が入るような大きな紙に描いて、要らない部分は切り取ってしまうと言う方法でパースを描くのが普通だったみたいですが、漫画のように何枚も何コマも描かなければいけない場合は、そこまでするのは面倒ですよね。(描きたいモノの大きさによれば大体のものは原稿用紙内で納められそうな気もしますが)

そういう場合は、いっそ道具に頼ってしまうのもアリです。Too パース定規 2Eと言う定規があるんですが、これが、なんと消失点がなくてもパースを使って消失点の方向に向かって延びる線が正確に描けてしまうという便利な定規。(正確には、まずこのパース定規で補助線を描き、その補助線に沿って定規を動かして線を引いていくと言う使い方ですが…)

普通の定規にしては割高ですが、普段アナログでのパース線の引き方に苦戦している方にはかなりオススメなのではないかと思います。私は基本的にデジタルで漫画描いてるんで今の所使う機会はなさそうなんですが…